【24年1月FP1級学科試験】受講生アンケート結果~FP1級学科試験に占める受講生割合は29%、合格率は全体の5倍
2024年03月29日「FPキャンプを使えば本当に合格できるのか?」
「FPキャンプ利用者の何割が合格したのか?」
「実際にFPキャンプを使った人の感想は?」
本日は24年1月のFP1級学科試験を受検されたFPキャンプ受講生のアンケート結果をご紹介します。
FP1級学科試験に占める受講生の割合や年代別・学習期間別の合格率、「合格者は基礎編・応用編それぞれで何点取っているのか」といった試験データに加えて、FPキャンプを利用した感想など受講生の生の声も紹介していますので、次回以降のFP1級学科試験の受検の参考としてご活用ください。
- 2024年1月FP1級学科試験の総受検者に占めるFPキャンプ受講生の割合は28.5%を記録、総受検者5,226名の約3割をFPキャンプ受講生が占めました。総受検者に占めるFPキャンプ受講生の割合は前回の2023年9月試験では14.7%でしたので、約2倍に伸びました。
- 2024年1月試験におけるFPキャンプ受講生の合格率は44.4%で、全体の合格率8.7%の5倍超を記録しました。前回の2023年9月試験におけるFPキャンプ生の合格率は64%と全体の合格率13.0%の約5倍を記録しており、2回連続で全体合格率の5倍の合格率を達成しました。
- 年代別受検者数をみると、20代から60代まで幅広い年齢層の受講生が1月試験を受検しました。受検者数は50代が3割超と最高で、30代、40代と続き、30代~50代で8割強を占めました。
- 合格者数は受検者数が最も多い30代が最多の17名、次に50代、40代と続きました。
- 合格率は合格者数が最も多い30代が約6割と最も高く、次が40代の46.2%で、この2つの年齢層がFPキャンプ受講生全体の合格率である44.4%を超え、50代はほぼ同じ44.1%を記録しました。若手の30代で難関の1級に挑む層が多く、しかも高い合格率を誇っています。
- 受検回数別受検者数をみると、1回目が最多の33%で、次に2回目、3回目と続きました。1~3回目で全体の約75%を占める一方、7回目以上の割合も12%と一定数いました。
- 合格者数は受検者数が2番目の2回目が最多の15名、次に受検者数が最も多い1回目と、受検者数の割合が高い回数が合格者数も多いという結果になりました。
- 合格率は6回目の受検者数が100%と全員合格、次に4回目の75%、2回目の56%、5回目の50%と続き、この4つが全体の合格率である44.4%を超えました。
- FPキャンプで集中的に学習して2回以内という短期間で合格する方が多い一方、これまで複数回受検して合格に至らなかった方も昨年7月に開講したFPキャンプでしっかりと学習することで、その後高い確率で合格をつかみ取ることができることを示しています。
- 学習期間別受検者数をみると、最多は3~6か月の28%、次に6~9か月の17%、3か月未満と2年以上の13%と続きました。1年以下が約7割と短期の学習期間の方が大きな割合を占めています。
- 合格者数は受検者数が最も多い3~6か月が最多の16名、次に6か月~9年、1年~1年半と続きました。
- 合格率は学習期間が3か月未満以外は40%前半から50%後半とほぼ拮抗しており、中でも1年半~2年がトップの58%で、次に3~6か月の53%、6~9か月と1年~1年半の50%と続きました。
- 先の受検回数とあわせると、1級初学者の方も、これまで長年にわたり学習を継続し複数回受検して合格に至らなかった方も、昨年7月に開講したFPキャンプでしっかりと学習することで、その後高い確率で短期間で合格をつかみ取ることができることを示しています。
- 全体の得点分布をみると、合格者数は120~129点の層が最多で、合格者数48名のうち30名と6割超を占めました。最高得点は154点でした。
- 不合格になった方では、101点以上取れ合格まであと一歩で涙を飲んだ方が多くいた一方、100点以下の方も半数以上を占め、今回の試験の難易度が高かったことを示しています。
- 自己採点による基礎編の合否得点分布をみると、合格者数は61~70点と71~80点の層で8割超を占めました。最高得点は84点でした。
- 合格率をみると、71点以上取れた方は100%と全員合格、61~70点で87%でした。基礎編は6割以上の正解が合格ラインとなりそうです。
- 自己採点による応用編の合否得点分布をみると、合格者数は61~70点と71~80点の層で7割超を占めました。最高得点は82点でした。
- 合格率をみると、71点以上取れた方は100%と全員合格、61~70点で84%、51~60点で5割弱でした。応用編も6割以上の正解が合格ラインとなりそうです。
- 自己採点と実際の得点が同じ、あるいは実際の得点が自己採点よりやや低かったと回答した方が全体の7割以上を占めました。一方、自己採点より実際の得点が高かった方も5点以内の差異がプラスになった方の中で7割を占めました。
- 今回の試験は前回と異なり、部分点はまったくなかった、あるいはあったとしても極めて少なかったといえます。
FP1級学科試験を受験した感想
- FPキャンプとの関連
- FPキャンプでやったことが試験にそのまま出た。特に類似業種比準価格の問題が出た時に心の中でガッツポーズした。
- 基礎編のマークシートは一問一答のおかげで、4択の中で、これは確実に違う!と解けた問題が何問かあった。
- 穴埋め問題では問題集の問いが多く出題されていたので、笑みがこぼれました。
- 全体的な感想
- 障害年金の計算などイレギュラーはあったものの、勉強していたところが反映されるような良い試験だったと思いました。
- 難易度は高いがいわゆる奇問は少なく、まっとうな努力が報われる試験だと思った。
- 過去に2022年5月、1月、2023年5月の3回を受験しており、今回の2024年1月試験が1番解きやすい回でした。
- 全体的に易しくなっていると感じました。基礎編は細かいところまで勉強できていれば対応できると思いました。応用編については障害年金が予想外でしたが、相続分野が簡単であった分易しいと思いました。
- 基礎編・応用編それぞれに対する感想
- 基礎編は初見の問題が多いと感じた。応用編障害年金の計算は想定しておらず驚いた。
- 基礎編問題集を答えが浮き出るまでやりこんで臨んだが、当日は見たことのない問題ばかりが目に付き、途中退室を検討するくらい精神的に辛かった。
- 応用が年々難化しているように感じます。
- 応用編の年金計算で過去問でも見たことがない問題が出て焦りました。
- 基礎編はいつも通りなのかなという感じがしましたが、応用編は感覚的には簡単でこれは合格率かなり高いのではないかと思いましたが、実際には合格率8%台で部分点がかなり厳しかったのかなと思いました。
- その他の主な感想
- 今回受検し、FP2級レベルの基礎知識が1級学科試験を合格するうえで極めて重要であること、学科試験は正しい方向で努力すれば必ず受かることができる試験であると感じました。そして、その正しい方向で努力する指針となるものがほんださんのYouTube動画とFPキャンプでした。
FPキャンプを利用した感想
- 全体的な感想
- 受験者目線で、かゆいところに手が届くコンテンツ。教材の内容が文字通り「精選」されている印象。現状の1級学科試験に最短で合格するためのツールは全てFPキャンプに揃っている。これがないと勉強できず、合格にも到達できなかった。テキストを買わず、問題集とFPキャンプのみで合格できた(14名)
- 暗記ではなく、本質を理解するコンセプトが自分にマッチしていた。しっかり内容理解して暗記できるので、記憶に残ります(8名)
- 独学に比べると圧倒的な時間短縮になっている。とにかく効率的に勉強できる(3名)
- 難しい試験に対して、比較的容易に取り組めるものとそうでないもののばらし方が絶妙だと感じた。まずは応用編の計算で反復演習で自信や楽しさが生まれ、その勢いで穴埋め問題をやり、穴埋め問題に関連する内容に付随する基礎編の内容を学習する・・・ といった流れで基礎編の学習にたどり着けたため、挫折という感覚は一切なかった(1名)
- FPキャンプで合格できない人は、勉強方法を間違えているだけです。動画を全部みて勉強した気にならず、ほんださんの動画をみながら一緒に問題を解く、一人でやってみる、間違えたところをもう一度動画で確認する、できるまでやってみるの流れで合格レベルまで達します(1名)
- 独学である程度仕上がってはいたものの足りない部分をFPキャンプで補えた。独学での知識が整理でき横のつながりを理解することができた。全く初学の時に出会いたかった(2名)
- 1人ではなく、キャンプのみんなと一緒に頑張れている感じがしています(1名)
- ガイダンス・進捗管理
- 1番不安だったのはどんな風に学習すればいいのかがわからないという部分だったので、学習スケジュールやガイダンスはとても助かりました(3名)
- 正しい勉強法を教えていただき、正しい努力の先に、合格が見えるコンテンツでした(1名)
- 基礎固め
- 完全講義Premiumで、2級の復習ができ大変助かりました。完全講義Premiumを2倍速で見て知識のヌケモレを確認できた。YouTube動画からムダを省いて更にわかりやすいものになっている(5名)
- 基礎編
- テーマ解説講義では、今までテキスト等を見ても理解できていなかった部分が丁寧に解説されているので大変参考になった。一度見るだけでもしっかり理解・応用できた。各テーマで根底まで掘り下げた解説がその後の周辺学習の知識も押し上げてくれた(16名)
- 一問一答問題集は、何度も演習を繰り返すことで選択肢を切ることができた。目線の動線がよく、学習効率が飛躍的に上がった。最後の追い込みでとても重宝した(6名)
- 応用編
- 応用編の計算問題対策としては一番良い教材と思った。「解ける楽しさ、わかる嬉しさ」を味わえるようになった。応用編パターン化は大変ありがたい。計算の解説動画とテキストは、不明な問題に出会ったときに戻ってこれるのでとても良かった。応用の計算について苦手意識を払拭できた(17名)
- 応用編穴埋めドリルが思いのほか良かった。誰でも作れそうなドリルだが今までなかった。試験前に数字の暗記をするのに役に立った(4名)
- 一問一答音声ファイルが得点源となった(1名)
- 試験直前コンテンツ
- 初見の問題の立法趣旨、コンテクストを探る考え方がすごく参考になり、新法令の問題全て拾えました(2名)
- ほんださんの試験直前動画に励まされペースアップできた(1名)
- 僧侶FPとやまの今日の一問チャレンジ(メルマガ)
- とやまさんのメルマガが日々の学習を後押ししてくれた。モチベーション維持・勉強の習慣化になった。嫌でも勉強しなければという気持ちになれた。朝の短い時間に知識を確認することに効果があった(20名)
- マインドフルネスなメールが次第に楽しみになった(1名)
- 日曜日に問題配信がないのも、遅れの挽回日にできるのでありがたかった(1名)
- コスパ
- 5000円程度での受講費用は安いと思いますし、合格への特急券みたいなもので、それ以上のものを逆に頂いたと思っています(1名)
- 料金もコスパ良く、満足です(3名)
- 使い勝手
- 各コンテンツが的を射ており、スキマ時間を使って効率よく対策ができました。通勤時間などの隙間時間を中心に勉強したため、スマホをメインに使えるFPキャンプは使いやすかったです(4名)
- YouTubeは動画がたくさんあってどれを見たらよいのかわらなくなっていましたが、FPキャンプでは整理されていたので探しやすくとても助かりました(2名)
- 1級学科試験を受検したFPキャンプ受講生の職業別割合をみると、金融業に勤めている方が半数以上を占め、公務員、製造業、教育業、医療・福祉関連業と続きました。
- 受検目的では、「仕事の幅の拡大・お客様からの信頼アップのため」がトップの37%で、続いて「幅広い金融知識の取得のため」、「昇格・昇進・社内異動のため」、「リスキリングのため」と続きました。
- 「仕事の幅の拡大・お客様からの信頼アップのため」「昇格・昇進・社内異動のため」「資格手当をもらうため」と、現在の仕事に直接関連する動機が合計で5割以上を占めました。一方、「幅広い金融知識の取得のため」「リスキリングのため」「今後の家計管理・人生設計に役立てるため」と、個人的な能力やスキル、知識の向上を目的に受検される方も合計で3割を超えました。また、「FPとして独立・活躍したいため」「就職・転職のため」と、今後のキャリアップを目指している方も合計で全体の1割を超え一定数を占めました。
アンケート結果を受けたほんださんのコメント
FPキャンプは暗記に頼らず本質を理解しながら短期間で合格するというモットーをもとに昨年7月に開講しました。開講以来、すでに2,000人を超えるFP1級学科試験の学習者にご利用いただき、大変嬉しく思います。また、数多くの受講生が最難関のFP1級学科試験に短期間で合格されております。これは極めて意欲の高い学習者が本スクールで真剣に学ばれたことの証左であり大変光栄です。受講生から寄せられたコメントにもありましたが、FPキャンプでは合格に直結する質の高いコンテンツを希望する期間だけ利用できるため高いコストパフォーマンスで学習できます。今後も開講中の1級学科試験コースならびに2級コースのコンテンツの拡充を手掛けるほか、現在3級コースの新規開講の準備も進めており、本質を理解しながら最短時間で合格を目指す全てのFP受検生に対するサポートを全力で続けてまいります。また、直近では社員のFP資格取得を推進する金融機関や不動産業をはじめとする企業様の検討・導入も増加しており、FP資格を用いて社員の質の向上を目指す企業様と連携した団体利用も拡充していきたいと考えております。