
24年1月試験
暗記中心の学習と演習量不足で不合格
24年9月試験
本質の理解を中心に据えた学習と質の高い問題演習の徹底で合格
野澤麻菜美様
29歳・保険業・受検回数:1回目(24年1月試験)
保険会社に勤務する中、仕事に必要な知識を深め、お客様からの信頼を高めたいと思い、会社から推奨されているFP試験にチャレンジしてきました。加えて、社内ではFP2級を取得すると資格手当が出ることも2級受検を後押ししました。
24年1月の2級試験に向けて、約3か月前から勉強を開始しました。仕事に加えて、プライベートでも家事・育児をこなす日々ですが、平日はほんださんFPチャンネルのFP完全講義動画を毎日最低2~3本視聴しました。休日は勉強できたり、できなかったりでしたが、時間が取れた日は動画講義の視聴を進めるだけ進めました。試験の約2週間前からは模擬試験と過去問演習をメインに学習に取り組みました。勉強の中心は学科試験対策で、実技試験対策は試験日の約3日前からのスタートとなりました。
学科試験・実技試験ともに自分なりにある程度苦手な問題は潰せたと思っていたので自信はありました。しかし本番試験で問題を見た瞬間、「これはやばいかも...」と思いました。学習していた範囲よりも掘り下げた問題が多く、実力が及びませんでした。その結果、学科試験・実技試験ともに合格ラインにあと一歩届きませんでした。
振り返ってみると、合格に至らなかった要因は大きく3つあります。1つ目が、特に学科試験対策において、暗記学習が中心で本質的な理解が不足していたことです。学科試験対策として、ほんださんFPチャンネルの講義動画を観ながらテキストで学習し、単元が終わるごとに問題集での演習に取り組みました。時間が中々取れなかったこともあり、このサイクルを各単元で1回回すのにとどまりました。そのため、動画の内容をしっかりと理解できていなくても、合格点に達するためにまず暗記しようと頑張りました。しかしながら、それでは応用力が足らず、初見問題やひねられた問題に太刀打ちすることができませんでした。
不合格の要因 ① 暗記学習が中心で本質的な理解が不足していた
2つ目が、実技試験の問題演習量の不足です。計算問題対策として、初めは模擬試験を解答を見ながら解き、その後自力で同じ問題に取り組みました。次に間違えた問題の類題を過去問サイトで探して解くというプロセスを繰り返して苦手分野を潰していきました。しかしながら、絶対的な演習量が足りずに、一部計算パターンの理解が不十分なまま試験日を迎えてしまい、結果として本番試験では計算ミスで失点を重ねてしまいました。
不合格の要因 ② 実技試験の問題演習量が少なかった
最後が、実技試験の時間配分がうまくいかなかったことです。実技試験の模擬試験・過去問対策を開始したのが試験3日前と直前になってしまい、時間を計りながらすべての問題を通す演習ができずじまいでした。そのため、前半の問題で想定以上に時間を使ってしまい、気づくと残り時間が少なくなっていました。そのため、後半は焦りから駆け足になってしまい、しっかりと見直しする時間もなく試験終了となってしまいました。
不合格の要因 ③ 実技試験の時間配分がうまくいかなかった
FPキャンプで本質の理解を中心に据えたインプットと質の高いアウトプットを徹底
9月試験に向けて、仕事や家事・育児と多忙な日々の中で、スキマ時間での学習で本質を理解しながら短期合格したくFPキャンプの受講を開始しました。講義動画を理解できるまで何度も視聴して、要点は直にテキストに書き込み自分だけの参考書をつくりました。実技試験対策としては、FPキャンプの計算演習講座を視聴し、すべての解法パターンを習得するまでノートに書き進めました。その後、過去問サイトで類似パターンの問題を完璧になるまで何度も解きました。最終的には問題を見ただけで解法パターンが浮かぶまでになりました。
その結果、本番試験にも落ち着いて臨むことができ、24年9月の学科試験で43点、実技試験(きんざい生保顧客資産相談業務)で38点を取り、合格することができました。
野澤様の9月試験に向けた学習の詳細や工夫、FPキャンプの活用方法、合格の要因などは合格体験記をご覧ください。
合格体験記を見るFPキャンプONE TEAMプロジェクト 『不』/合格体験記
FP2級試験は近年、回を経るごとに難易度が上がってきており、学科試験・実技試験ともに、平均すると約半数が不合格になる狭き門です。
今回残念ながら不合格となったものの、次回も不屈の精神でリベンジされる方を応援したいー
FPキャンプはそんな想いで「『不』/合格体験記」を開始しました。
過去の自分と真摯に向き合い、足りなかった部分はどこか、試験勉強のどこに問題があったのか。
そして、受講生の皆さんが自らの課題をどのように克服し、合格に至ったのか。
その軌跡をまとめたのがこの『不』/合格体験記です。合格体験記の内容はこれまでの勉強経験や学習環境が異なることから、すべての受検生が一律に真似できるものばかりではありませんが、『不』/合格体験記に書かれた内容は今後2級試験を受検するすべての皆さんの参考となるものばかりです。ぜひこの「先輩の声」をもとに、2級試験の合格に向けて正しい努力を続けてほしいと思います。
「受講生全員を必ず合格までお連れする」
このモットーに則り、FPキャンプは悔しさを乗り超えて挑戦する受講生の皆さんを心より応援します。