-最初にFP1級を取得しようと思ったきっかけについて教えてください。
縁があり、異業種転職した会社がFP資格の取得を推奨していたこともあり、FPの資格を3級から取得していきました。勉強することで人生に役立つ知識を得ることができ楽しかったことと、2級取得まで勉強を進めたら最上位の1級まで取得したい気持ちが芽生え受検に挑みました。またFP知識を得ることで、仕事に活用できる可能性があったこと、知識を持ったうえで人に伝えられるようになりたいと思ったことが理由です。
FPキャンプの「3か月学習スケジュール」に沿って勉強を進める
-受検を決意した時期とそこから9月試験までのおおまかな学習スケジュールを教えてください。
5月の2級試験を終えた日に自己採点をした後、ほんださんの1級受験に興味がある方に向けたYouTube動画をみました。FPキャンプのガイダンスを見て「学習スケジュール3か月パターン」で絶対に一発合格すると決意を固め、9月試験の丁度3か月前にFPキャンプに入会しました!学習内容はFPキャンプでお勧めしていた通りの流れで行いました。毎日平均3~4時間勉強していて、勉強する時間がもらえる日などはもう少し長い時間勉強する日もありました。
6月:応用編の学習―ビジネス教育出版社の問題集がミスなしで解ける状態→応用編の過去問
7月:応用編の過去問を解きつつ基礎編勉強開始
8月:基礎編テキスト2周目(自分でわからない部分を問題作成しながら、なんとなく読み飛ばしていたところを更に深堀)
8月最終週:模試など本番試験の想定練習
-学習にあたって主にどのような教材を活用しましたか。
- テキスト:1級FP技能士(学科)合格テキスト(ビジネス教育出版社)
- 問題集:1級FP技能士(学科)対策問題集(ビジネス教育出版社)
- サイト:過去問道場
- 動画・オンラインサービス:FPキャンプ
通勤時間に動画を視聴、基礎編で間違った問題は自分用の復習問題集をPCで作成
-学習を進めるにあたり、自分なりに工夫した点はありますか。
まず、通勤時間はFPキャンプの動画を視聴しました。体調が悪い日や疲れなどで集中力が続かないときなどは無理せず休み、休んだ日の分の勉強時間を集中できる日に上乗せしてカバーしました。また、基礎編の知識の取得がテキストを1周しても6割ほどで不安要素が多かったので、もう一度テキストを読みながら、解けなかった問題や抜けている知識の部分を抜き出し自分用の復習問題集をPCで作成しました(作業はノートにペンよりタイピングで効率化。苦手分野はWEBで調べながら理解しやすい画像をコピペしておきました)。
受検を応援・サポートしてくれる家族・上司を思いモチベーションを維持
-学習を進めるにあたり、一番大変だったことは何ですか。また、その困難をどのように乗り越え、学習のモチベーションを維持しましたか。
一番大変だったのは、勉強時間の捻出や家庭と仕事との時間のバランスです。また、予定していた学習スケジュールよりペースが遅れている不安感を感じることもありました(特に基礎編1周目は知らない用語が多く1周目のゴールが遠く感じました)。そのようなときは、受検の決意を応援してくれた人やフォローしてくれた家族の思い、1発合格するぞという強い決意を思い起こしました。また、計算問題が好きなので、基礎編に疲れた時は息抜きに応用編の問題を解いて気分転換しました。
-勉強を優先したことで、犠牲にしたことはありますか。
睡眠と自分のリフレッシュタイム、そして家族との時間です。3か月限定と言い聞かせて、特別な行事やイベント以外は土日の子供との時間も、サポートする家族がいる日は勉強の時間にさせてもらいました。特に8月の休日はほぼ勉強に集中させてもらっていたので家族に負担をかけてしまったと思います。
-動画やテキスト、問題集以外で、試験勉強に役立ったことがありましたら教えてください。
時間の余裕がなかったので、FPキャンプと過去問道場、購入テキスト以外はほぼ使っていません。自作の問題集を作成するとき、検索して出てくる様々なサイトの図解はわかりやすかったです。
-受検前の学習はスケジュール通り進めることができましたか?試験前の学習の進捗状況について、基礎編、応用編(計算問題・穴埋め問題)それぞれについて具体的に教えてください。
基礎編
- テキストを分野のカテゴリごとに読み込み(該当の動画があれば見る)問題集4択を1つ1つ○×の部分を書き出して解答できる状態にする
- 一問一答集で苦手問題を抽出
- テキスト2周目理解できていない内容を抜き出し問題集作成
- 最終的に過去問の基礎編正答率8割以上へ仕上げた
応用編計算問題
- FPキャンプの計算パターンをパターンごとに動画を見てすぐに問題集の該当の問題へ挑戦
- 計算方法がしみつき正答率100%になるまで何周もやりこむ
応用編穴埋め問題
- 通勤時間に解説動画を分野ごとに繰り返し視聴、寝るときや家事の時など音声を流す
- 正答率100%になるまで問題集の繰り返し。テキストから穴埋めになりそうなワードを自分で予想
-受検前の自信のほどはいかがでしたか?
予定していたやり込みたいところまでの勉強が全部できていなかったので少し不安はありました。ただ、試験1週間前と前日にほんださんと梶谷先生の模試に挑戦して、合格できる点数を出すことができ、過去問は7~9割の得点が取れていたので、絶対に受かるという自信をもって挑みました。それだけの勉強をしたという自信も後押しになりました。
-試験を受けた感想・手ごたえを教えてください。
性格もありますが、本番試験は緊張しました。基礎編も応用編も序盤は不安を感じるほど100%の自信を持てる解答ができませんでしたが、落ち着いて進めていくと100%の自信をもって答えられる問題に出会える印象がありました。私は解答の書き間違いが怖いので、1問目から順に解いていくタイプだったため、前半に戸惑う問題があると時間配分など焦る状態になりましたが、確実にケアレスミスの確認も進めて試験を終えることができました。試験後は手ごたえがあるというよりは、できることはやったという印象でした。
一発合格への強い意志と8割合格に向けた勉強量に裏打ちされた自信が合格のカギ
-24年9月試験で合格できた要因を3つあげてください。
- 絶対に1回で合格するという決意
- 決意を実現するためにできることはやりこんだという自信を持って試験に臨んだこと
- 目標点数は合格の6割ではなく8割以上の高得点を目標に設定して難しい問題でも合格の6割は超えられるように準備したこと
効率的な最短合格を目指してFPキャンプの受講を決意
-次にFPキャンプについて伺います。まず、FPキャンプを利用しようと思ったきっかけについて教えてください。
2級でほんださんのYouTube動画に出会い、説明がわかりやすく非常に助けられたので、ほんださんに絶対的な信頼がありました。幼児2人の子育てとフルタイム勤務の生活中、長期間勉強に時間を割いて家族への負担を増やしたくなかったので、効率的に最短で1発合格を絶対にしたかったことも決め手の1つです。また知らない用語が多すぎて独学では心が折れると思ったので、FPキャンプに入会して心強い味方がいると思いたかったことも1つの要因です。
-FPキャンプをどのように活用しましたか。
学習スケジュールから各コンテンツ全て活用しました!FPキャンプと共にチャレンジした3か月間でした。
-FPキャンプを利用した全体的な感想を教えてください。
大きく3点あります。まず、圧倒的に解説がわかりやすいこと、次にほんださん節の解説が耳に残り重要なポイントやどういう背景でその制度があるかなど理解できる点が良かったです。また、計算の解説から、動画や一問一答など豊富なコンテンツでバックアップしてくれる点も助かりました。
-特に役立ったコンテンツとその理由について教えてください。
2つあります。1つがガイダンスと学習スケジュールで、自分では何の目途もたてられなかったので、どういう学習スケジュールで臨めばいいか具体的に計画できました。もう一つが、応用編計算問題の解説動画です。テキストベースで計算の仕方を覚えるより、解説動画を見れば一発で簡単な印象で理解できるので、時短になりました。
FPキャンプに入会して「合格するという武器」を手に入れた
-コストパフォーマンスについてはいかがですか。
コストパフォーマンスが安いか高いといわれると何とも言えないというのが正直な感想です。私の感覚では正直高いと思ってしまう金額だったので…また、独学ともう少し低価格な課金で合格することもできたという印象がありました。ただ、独学で臨むより時短で効率的だし、FPキャンプに入会したからには合格するという武器を手に入れた感覚はあったので支払ったコストに後悔はしていません。
-FPキャンプを10点満点で評価すると何になりますか。
9点です。FPキャンプに入会したから、最後までやりきるという後押しになりましたし、コンテンツをフルに活用して効率よく1発合格を実現できたので!意気込んで入会しましたが、6月ではまだ23-24年コンテンツだった時のショックと残念感の部分がマイナス1点で9点としました。
-次は実技試験が待っています。実技試験に向けて現在どのように学習を進めていますか。
まだ情報収集のレベルの段階です。FPキャンプで実技版もリリースされると聞いたので、それを頼りに本格的に学習を始めようかと思っています。リリース心待ちにしています!
身に着けたFP知識を生かしてWEBコンテンツで情報を分かりやすく伝えていきたい
-実技試験に合格してFP1級を取得したら、今後の仕事や生活でどのように生かしていきたいですか。
私自身はFPとして相談などを受ける職種ではないですが、大勢の方が情報を収集するWEBコンテンツなどで知識を得たうえで情報をわかりやすく伝えられるように生かしていきたいです。
FP試験を通じて学習と人生経験が結びつく感覚を体験
-FP1級学科試験の勉強を振り返って、数々の犠牲を払いながら学習を継続して良かったと感じているのはどのような点になりますか。
勉強しながら、知らなかった世界や用語を知ることができて、今後の人生にも役立てられそうで勉強して良かったです。また勉強しながら、今までの人生で深く理解しないまま経験したことに紐づく学習内容などもあり、学習と人生経験が結びつく感覚が面白かったです。何より、持っていなかった知識を獲得していく感覚を体験しつつ、資格取得を目指せるという点が良かったです。
-最後に、FPキャンプで学ぶ受講生へのメッセージをお願いします。
勉強した時間に無駄なことはないです。FPの勉強は自分の人生で出会う可能性がある内容も多く得られるからです。そしてFPキャンプを受講した皆さんはきっと試験合格のために心強い武器を手に入れた状態だと思います。ぜひ手に入れた武器を使いこんで、自分の自信にかえていってください!