-最初にFP1級を取得しようと思ったきっかけについて教えてください。 

もともとYouTubeで某税理士のチャンネルをよく視聴していましたが、関連動画でほんださんのチャンネルを見かけ、視聴したところ非常に面白いと感じました。それ以来、ほんださん関連の全ての動画を視聴し、FPに興味を持つようになったのがきっかけです。また、経営企画職に従事しており、FPの知識が業務と親和性が高い点も、受験を決意した理由のひとつです。

-9月試験までのおおまかな学習スケジュールを教えてください。

平日は、朝一番にメルマガの「僧侶FPとやまの今日の一問チャレンジ」の問題10問を30分、通勤時間帯に動画視聴を1.5時間(応用編穴埋めなど)行いました。職場の休憩時間には一問一答を30分、帰宅後は応用編を1.0時間(応用編計算を3問程度)学習していました。平日の学習時間は、約3.5時間です。休日はアウトプット中心に1日平均8時間の学習時間を確保しました。

-学習にあたって主にどのような教材を活用しましたか。

  • テキスト:1級FP技能士学科合格テキスト(ビジネス教育出版社)
  • 問題集:ほぼFPキャンプ、たまに1級FP技能士学科対策問題集(ビジネス教育出版社)
  • サイト:ほぼFPキャンプ、たまに過去問道場
  • 動画・オンラインサービス:ほぼFPキャンプ、梶谷先生の応用編過去問解説も結構視聴しました。他のFP関連の動画は完全無視です(サバンナ八木さんチャンネルは見ていましたが)。

-学習を進めるにあたり、自分なりに工夫した点はありますか。

前述の通り、毎日の学習スケジュールをルーティン化しました。飲み会は封印しました。

FPキャンプの合格祝賀会の動画を視聴してモチベーションを高める

-学習を進めるにあたり、一番大変だったことは何ですか。また、その困難をどのように乗り越え、学習のモチベーションを維持しましたか。

5月試験で不合格になった後、自分の周囲の方々に再度受験することを宣言して、自分に良い意味でプレッシャーを与えることができました。しかし、その反面、「また落ちたらどうしよう」という不安に駆られることが辛かったです。そのようなときにFPキャンプの合格者祝賀会の動画を視聴し、「次は自分があの場所に出席する」と思うことで、自らを鼓舞していました。他は、サバンナ八木さんのあきらめない姿勢の動画です。

-勉強を優先したことで、犠牲にしたことはありますか。

飲み会は封印しました。休日に家族とのお出かけが減ったことは申し訳なく思っております。

-動画やテキスト、問題集以外で、試験勉強に役立ったことがありましたら教えてください。

国税庁のホームページを活用し、タックスや相続関連の理解を深めることができました。また、財産評価基準書のサイトも、不動産分野の理解に非常に役立ちました。

-受検前の学習はスケジュール通り進めることができましたか?試験前の学習の進捗状況について、基礎編、応用編(計算問題・穴埋め問題)それぞれについて具体的に教えてください。

基礎編:毎朝のメルマガ「僧侶FPとやまの今日の一問チャレンジ」の問題10問とFPキャンプの一問一答問題集は、ほぼすべて正解できるようになったと思います。
応用編計算問題:FPキャンプの計算パターンと過去問7年程度のパターンは全て網羅していたと思います。
応用編穴埋め問題:過去の問題は全て網羅しましたが、それ以上は深追いしませんでした。

予定通りの学習をしっかりこなし、試験前にはミスを重ねなければ大丈夫との自信に

-受検前の自信のほどはいかがでしたか?

2023年5月試験のような難しい問題が出題されたらどうしようと思いましたが、ミスを重ねなければ、大丈夫だろうとも思っていました。

-試験を受けた感想・手ごたえを教えてください。

午前中の基礎編ではある程度の手応えを感じ、午後の応用編にも自信を持って臨むことができました。午後の応用編も穴埋めはボロボロでしたが、計算問題は比較的取り掛かりやすい問題が多い印象でした。しかし、解き終わった後に見直しをしたところ、計算ミスが続出したことが判明し、結局時間ギリギリになってしまいました。そのため、自己採点では合格圏内に達していましたが、解答欄のミスがあったらどうしようという、今更何ともならない不安のまま合格発表を迎えることとなっていました。

ミスの撲滅・制度の本質理解・基礎力の上積みで合格圏内に

-24年9月試験で合格できた要因を3つあげてください。

1. ミスの撲滅(応用編では計算ミスを最小限に抑えることができ、1問だけに留めることができました)
2. 制度の本質理解(出題される制度や仕組みの本質をしっかり理解しておくことで、問題に対する柔軟な対応ができました。)
3. 5月試験からの基礎力の上積み(自己分析を行い、基礎力をさらに強化することができました)
※おまけ:基礎編で計算問題が多かったのはラッキーでした(自信もって全て正解でした)

-次にFPキャンプについて伺います。まず、FPキャンプを利用しようと思ったきっかけについて教えてください。

ほんださんのYouTubeチャンネルで興味を持ったことです。

-FPキャンプをどのように活用しましたか。

一日も欠かすことなく、毎日の日課として活用しました。

無料のYouTube動画の高い品質がFPキャンプの安心感に

-FPキャンプを利用した全体的な感想を教えてください。

自分が20歳代の頃、他の資格取得のために通信講座を利用したことがあったのですが、その内容に不満があり、途中で挫折してしまいました(例えば、論述問題に対して、採点はあっても問題のポイントや添削がなく不十分だと感じました)。そのため、資格取得ツールには懐疑的でしたが、YouTubeでほんださんの動画を視聴しており、FPキャンプの品質は担保されている確信し、安心して申し込むことができました。そして、期待していた通りの内容で、とても満足です。

サトシ講師の「6割到達マインド」動画が基礎編の学習方法を見直すきっかけに

-特に役立ったコンテンツとその理由について教えてください。

  • 基礎編テーマ解説・・・本質理解のバイブルです。
  • 応用編計算問題の解説動画・・・計算問題完全制覇への最強コンテンツです。
  • 応用編穴埋め解説動画・・・・・・・同上。特にタックスプランニングの「4.同族会社」は神回だと思います。
  • とやまさん一問チャレンジ・・・毎日朝6時に配信してくださるので、学習をルーティン化できました。

あと、サトシ講師のYouTube動画「6割到達マインド」は5月試験に不合格だった後、この動画を視聴し、基礎編の学習方法を見直すきっかけとなり、大変参考になりました。

-コストパフォーマンスについてはいかがですか。

最高です。過去に途中でドロップアウトした資格では約25万円を投資しましたが、リターンはゼロでした。しかし、FPキャンプでは少額の投資で得られるリターンが非常に大きかったと感じました。

FPキャンプは物事の本質の捉え方を教えてくれるツール

-FPキャンプを10点満点で評価すると何になりますか。

10点です。資格取得ツールとしてだけでなく、物事の本質の捉え方を教えてくれるツールだと実感したからです。

-次は実技試験が待っています。実技試験に向けて現在どのように学習を進めていますか。

TACの「茶本」を使って面接対策の学習を進めております。FPキャンプの面接対策講座の公開を首を長くして待っており、それを活用する予定です。

-実技試験に合格してFP1級を取得したら、今後の仕事や生活でどのように生かしていきたいですか。

現在はFPの知識が業務と親和性が高い経営企画職に従事しており、当面はFPの学習を通じて身に着けた知識を現在の仕事に活かしていきたいです。特にタックスや相続・事業承継の知識は大いに役に立ちます。中長期的には、これまでの経験とネットワークにFPの知識を組み合わせて、新たなチャレンジをしていきたいと考えています。

FP学習を通じて学び続けることの重要性を再認識

-FP1級学科試験の勉強を振り返って、数々の犠牲を払いながら学習を継続して良かったと感じているのはどのような点になりますか。

 資格を取得することがゴールでなく、その後の人生において学び続けることの重要性を再認識できた点が最も良かったと感じています。特に、学習の過程で新しい知識を得る楽しさを実感し、今後も学び続ける意欲が湧いてきました。この経験は単に試験合格を目指すだけでなく、自己成長を実感できる貴重なものになりました。

-最後に、FPキャンプで学ぶ受講生へのメッセージをお願いします。

学習時間を捻出するには、それぞれの工夫が必要ですが、FP資格取得においては、基本的に我流のやり方はおススメしません。自分に合った方法を見つけることも大切ですが、FPキャンプが提案するやり方をしっかりと実践することが、合格の近道だと思います。はっきり言って、FPキャンプのコンテンツは最強です。もともと資格ツールに懐疑的だった自分が勧めるので、間違いありません。教材がわかりやすく、学びやすいだけでなく、日常生活や実務にも役立つ情報が盛りだくさんなので、信頼できるツールです。また、資格取得以外にも何か得たいと感じたら、動画の一言ひとことを自分自身で咀嚼しながら視聴するのも有効です。こうした積み重ねが、学習を深め、確実な実力に繋がります。こんな飽き性の自分でも続けられた素晴らしいツールですので、皆様もFPキャンプを信じて、是非自分自身を信じて頑張って下さい。どんなに辛くても、一歩ずつ進むことが大切です。諦めずに頑張りましょう。