24年5月試験
多忙な生活の中で学習リズムを確立できず不合格
24年9月試験
環境を変えて勉強時間を捻出する作戦が奏功して合格
オオワダ様
35歳・ITエンジニア/行政書士・受検回数:2回目(24年5月試験)
宅建に合格した後、社会保険や年金の仕組みについて知識を得たく、FP試験にチャレンジしました。当初はFP3級だけ受検するつもりでした。ただ、3級合格後、FPキャンプが開講されると知り、せっかくのチャンスで実務経験もクリアしていたので、2級をすっ飛ばしてFP1級の『沼』に飛び込むことを決意しました。
5月の1級試験に向けて2月から勉強を開始しました。2~3月前半はFPキャンプのFP完全講義Premiumで2級までの基礎固めをするとともに、応用編の穴埋め問題の勉強を始めました。3月後半~4月は応用編の計算問題、4月後半からは基礎編の勉強を進め、その後GW明けの直前期は総合的な学習をしました。
基礎編は問題集を3週連続で〇になるまでやり込み、応用編の計算問題はFPキャンプの解説はすべてさらって自分で一通り問題も解き、穴埋めも全問解答できるレベルでしたので、ギリギリ合格ラインに達するだろうと試験前はそれなりに自信がありました。受検後の手ごたえも悪くありませんでしたが、結果は100点(基礎編40点、応用編60点)と、合格には手が届きませんでした。
5月試験で合格に至らなかった要因は次の3つです。1つ目が、勉強時間を十分に確保できなかったことです。仕事と並行して楽団にも所属しているのですが、年齢を重ねるごとにスケジュールがタイトになってきています。仕事や楽団の練習・演奏会が重なり、以前よりも学習に割ける時間が少なくなる中、試験勉強のためのスケジュールの確保に苦労しました。
不合格の要因 ① 勉強時間を十分確保できなかった
2つ目が、日頃の習慣を正せず、本気度が足りなかったことです。振り返ると、自分なりに一生懸命やっているつもりではありましたが、自宅ではついゲームの時間が長くなるなど無駄にしている時間が多く、本気度が全然足りていませんでした。
不合格の要因 ② 日頃の習慣を正せず、本気度が足りなかった
最後が、問題演習不足です。基礎編の4択問題集は周回を重ねましたが、一問一答問題集や過去問演習には手が付けられず、一択一択を丁寧に勉強するに至りませんでした。特にD分野の所得税とF分野の相続税の勉強は甘かったです。また自分で分かり切っている問題を何度も解いてしまっていたので、その時間をもっと新しい問題演習に充てるべきでした。
不合格の要因 ③ 問題演習の質が甘かった
カプセルホテルのラウンジで毎日1時間半勉強、仕事と楽団は続けるも高い集中力で効率的な学習を継続したことが自信に
5月試験の結果が悔しくて、なんとしてもリベンジして合格したくモチベーション高く頑張りました。ただ、気持ちだけでは状況を改善できないと思いましたので、環境を変えて勉強時間を捻出する作戦を実行しました。カプセルホテルを月額契約し、ホテルのラウンジで毎日深夜に1時間半勉強することにしました。ただ、楽団の練習などルーティン活動は崩さず、効率的に集中して勉強することを心掛けました。仕事と楽団の活動が重なり、試験日前はかなりハードな日々でしたが、結果として勉強すべき時は集中して行うようになり、自信へとつながりました。
その結果、140点という高得点で合格をつかみ取ることができました。
オオワダ様の9月試験に向けた学習の詳細や工夫、FPキャンプの活用方法、合格の要因などは、合格体験記をご覧ください。
合格体験記を見るFPキャンプONE TEAMプロジェクト 『不』/合格体験記
FP1級学科試験は、合格率が平均10%の狭き門です。
今回残念ながら不合格となったものの、次回も不屈の精神でリベンジされる方を応援したいー
FPキャンプはそんな想いで「『不』/合格体験記」を開始しました。
過去の自分と真摯に向き合い、足りなかった部分はどこか、試験勉強のどこに問題があったのか。
そして、受講生の皆さんが自らの課題をどのように克服し、合格に至ったのか。
その軌跡をまとめたのがこの『不』/合格体験記です。合格体験記の内容はこれまでの勉強経験や学習環境が異なることから、すべての受検生が一律に真似できるものばかりではありませんが、『不』/合格体験記に書かれた内容は今後1級試験を受検するすべての皆さんの参考となるものばかりです。ぜひこの「先輩の声」をもとに、1級学科試験の合格に向けて正しい努力を続けてほしいと思います。
「受講生全員を必ず合格までお連れする」
このモットーに則り、FPキャンプは悔しさを乗り超えて挑戦する受講生の皆さんを心より応援します。