-最初にFP1級を取得しようと思ったきっかけについて教えてください。

山下様:お金に関する知識が乏しく、年齢を重ねていく中で漠然とした不安を抱えていた時に、FP資格がお金の勉強する最高の学習教材だと聞き、興味を持ったのがきっかけです。何十年かぶりの試験勉強でしたが、年金・社会保険から始まり、金融、住宅購入、相続など生活で直接関わるお金の知識が広がっていく喜びを感じました。自分が勉強してきた証を残したいという思いから、最高峰のFP1級資格を目指そうと考えるようになりました。

-受検を決意した時期とそこから1月試験までのおおまかな学習スケジュールを教えてください。

山下様:FP資格に興味をもった2022年12月末からほんださんFPチャンネルの爆速講義で3級の勉強を開始。2023年4月から完全講義、テーマ別解説動画で2級中心の勉強し、5月に3級合格。6月にFP1級レベルを把握するためFP1級問題集(TAC鈍器)をなんとか1周。7月からFPキャンプの応用編を中心に勉強。8月に2級中心の勉強に切り替え、9月に2級に合格。その後は年末まで基礎編を中心に勉強し、2024年1月に入り応用編中心に切り替え、試験直前1週間で模試問題集をこなして、本番に臨みました。

-学習にあたって主にどのような教材を活用しましたか。

山下様:

  • テキスト:1級FP技能士(学科)合格トレーニング(ビジネス教育出版社)
  • 問題集:1級FP技能士(学科)対策問題集(ビジネス教育出版社)、試験をあてるTAC直前予想模試(TAC出版)、対策模試試験(ビジネス教育出版社)
  • サイト::FP1級過去問道場
  • 塾・通信講座:FPキャンプ
  • 動画・オンラインサービス:ほんださんFPチャンネル、梶谷先生のFP1級応用編過去問解説
  • その他:合格テキストFP技能士1級 6冊(TAC出版)を辞書代わりとして使用。

問題とは直接関係ない語句も積極的に調べて周辺知識を増やし、記憶を芋づる式で定着化

-学習を進めるにあたり、自分なりに工夫した点はありますか。

山下様:基礎編の問題集を1日10問やり込むため、平日は早めに出社し始業前1.5時間、帰宅後2時間程度を確保しました。土日は終日喫茶店などにこもり、1週間分の復習をするようにしました。正解するのは当たり前で、全ての選択肢が完全に説明できるまで、問いとは直接関係ない語句や記述内容も曖昧であれば調べました。また繰り返し問題を解く中で新たな気づきが出てきたら、独自の選択肢を問題集に追記し復習をしました。こうして周辺知識を増やすことで記憶を芋づる式で定着化。初見の選択肢でも論点を読みとる力がついたと思います。

FP1級取得を家族にドヤ顔で報告する自分を想像しながら

モチベーションを維持

-学習を進めるにあたり、一番大変だったことは何ですか。また、その困難をどのように乗り越え、学習のモチベーションを維持しましたか。

山下様:特に基礎編の勉強は、なかなか終わりが見えず、中だるみが多々ありました。そんな時はほんださんFPチャンネルの「FP1級の沼」と「合格者勉強法」の動画を見て(恐らく週3回以上は見ていたと思います)自分を奮い立たせていました。また家族には内緒で勉強をしていたので、FP1級取得を家族にドヤ顔で報告する自分を想像しながら、モチベーションを維持していました。

-勉強を優先したことで、犠牲にしたことはありますか。

山下様:これまでランニングが趣味でしたが、一年間は勉強のためと休日は一日中机に向かっていたので、すっかり体重が増えてしまったことぐらいです。家族と離れ単身生活になったこともあり、自分の時間が確保できたので、子育てや家族との時間と勉強を両立されている受検生の方々には頭が下がります。

マンガや専門書も活用し、制度を具体的に理解

-動画やテキスト、問題集以外で、試験勉強に役立ったことがありましたら教えてください。

山下様:ほんださんが紹介された、図解いちばん親切なマンガシリーズの税金、年金、相続の本の制度説明がわかりやすかったので、学習テキストの内容をより具体的に理解するのに役立ちました。各分野で深く理解できないところは、社労士や宅建士試験テキスト、会社法や事業承継などは専門書を参考にして勉強しました。税について自分の理解が正しいかを確認するため、国税庁相談窓口も活用しました。窓口担当者の「ご理解の通りです」の言葉に自信をつけさせてもらいました。

FP1級合格にはこれしかないと確信し、FPキャンプ受講を決意

-次にFPキャンプについて伺います。まず、FPキャンプを利用しようと思ったきっかけについて教えてください。

山下様:FP1級は半端な気持ちで目指すべきではないと言ってきた本多さんが、FP1級に特化した講座をスタートすると発表され、「本気の受検生は俺が合格させる!俺について来い!」だと勝手に妄想。FP1級合格にはこれしかないと確信しました。また“FPキャンプ”という響きに、FP1級合格という同じ目標をもった仲間が、お互いに切磋琢磨するというイメージも重なり、よしやるぞという気持ちにさせてもらいました。

-FPキャンプをどのように活用しましたか。

山下様:

  • 他コンテンツの追従を許さないのが各テーマの解説動画です。根底まで掘り下げた解説が学習した知識を使えるレベルまで押し上げてくれて、記憶力の衰えた私にも頭に定着させることができました。学習の度に、頭に知識がストン、ストンと落ちる瞬間を何度も経験し、さらに大幅な勉強時間短縮の一石二鳥
  • 応用編の解き方や部分点を得るための記述方法はポイントがわかりやすく、本番はスムースにペンを走らせることができました。普通の問題集を解くだけではこうはいかなかったと思います。
  • FP完全講義PremiumはほんださんFPチャンネル動画からムダを省いて更にわかりやすいものになっていて感心しました。新設されたFPキャンプ2級コースの受講者はこのコンテンツで基礎固めができるので、次にFP1級を狙う受講者の底上げを狙ったものだと感じました。FPキャンプ受講者のFP1級合格率が更に上がる予感がします。

-特に役立ったコンテンツとその理由について教えてください。

山下様:ガイダンスと学習スケジュール、基礎編一問一答問題集、僧侶FPとやまの今日の一問一答チャレンジの3つです。ガイダンスと学習スケジュールにおいてはFPキャンプのリリース時はまだ2級受検前であったこともあり、1級試験までの学習スケジュールが全くイメージできていませんでした。おかげで1級試験までの時間軸を目安にして、各学習ペースをアレンジして組むことができて良かったです。過去問対策としてFP対策問題集に掲載された問題数だけでは不安があったものの、1,200問以上もある過去問をどこから手をつけて良いか途方に暮れていました。そこに救世主として現れたのがこの、「一問一答問題集」です。これで一筋の光が見え、これをやり込んだおかげで基礎編70点超えができました。ほんださん、僧侶FPとやまさんに感謝です。僧侶FPとやまの今日の一問一答チャレンジの日々の格言は学習面以外でも仕事やプライベートでも励まされました。日曜日の筋トレネタも良かったです。シュワルツネッガーさんの「筋肉がNOといっても私はYESと答える」というネタは笑ってしまいましたが、土日に一日中勉強していると、NOといってくじけそうな時にもがんばれました。心のオアシスでした。

FPキャンプは最短合格への特急券、これ以上ない絶対的な

アドバンテージ

-コストパフォーマンスについてはいかがですか。

山下様:月額4,980円の受講費用は安いと思います。最短合格への特急券みたいなもので、仮に1万円だったとしてもそれ以上のものを手にすることができたと思っています。

-FPキャンプを10点満点で評価すると何になりますか。

山下様:10点満点です。これまでの内容も満足度は高かったですが、直近合格され受検生の気持ちを知る僧侶FPとやまさん、さらに長年金融機関で指導されてきたベテランの梶谷先生とのコラボ企画も始まり、FP業界最強の講師陣の解説やアドバイスがもらえます。更に直前模試対策などさまざまな施策が充実されていき、これ以上のコンテンツは無く、絶対的なアドバンテージを持つことができると思います。

今回の試験が不合格だったとしても、

次回は合格できるという感覚

-続いて、学科試験を受けた感想を教えてください。FPキャンプで学習したことはどの程度役に立ちましたか。

山下様:一問一答問題集と応用問題穴埋め問題集を握りしめて試験会場に行きました。試験直前の僧侶FPとやまさんの激励動画で「初見で3割でも読み砕いていくと、結果7割がとれた」との言葉を信じて基礎編に立ち向かうことができました。応用編の穴埋め問題は問題集で覚えたことだけをパッと埋めれば良いと考えていたので、先に計算問題からじっくり解くことができました。案の定、穴埋めは問題集の問いが多く出題されていたので、笑みがこぼれてしまいました。試験を終えての感想は基礎編6割、応用編7割の感触でした。基礎編の選択肢、応用編は不動産や事業承継問題など王道のものが散見されたので、取りこぼしをしたら合格できないかもと、ビクビクしていました。ただ今回ダメでも次回は合格できるという感覚がありましたが、それはFPキャンプのおかげです。

-次は実技試験が待っています。実技試験に向けて現在どのように学習を進めていますか。

山下様:合格後、きんざい実技試験のTACの実技対策問題集とFP協会の実技試験対策の緑本を並行して学習開始しましたが、6月のきんざい実技試験は仕事の関係で受検が難しいことが判明。9月のFP協会の実技試験に向けて論述問題の練習を主に進めたいと思います。

今後は実践力を少しずつ付けて、誰かの役に立っていきたい

-実技試験に合格してFP1級を取得したら、今後の仕事や生活でどのように生かしていきたいですか。

山下様:FP1級の実技に合格したら、次は宅建士の取得を考えています。またFP1級資格って大したことないなと言われないように、具体的なFP相談や提案が出来るように各種FP養成講座等も受講して実践力を少しずつ付けていきたいと考えています。現在の製造業の仕事では使う機会は無いですが、今後だれかの役に立てれば素晴らしいことだと思っています。

家族からは驚きと尊敬のメッセージ、父親の株上がる

-FP1級学科試験の勉強を振り返って、数々の犠牲を払いながら学習を継続して良かったと感じているのはどのような点になりますか。

山下様:この年齢になって試験勉強を始めましたが、最難関と言われるFP1級学科試験を突破でき、自分の努力が認められた気がして本当にうれしかったです。以前娘夫妻が新築マンション購入を検討した際、心配になって話をすると、「不動産業者から紹介してもらったファイナンシャル・プランナーさんがローンの相談に乗ってもらえるから大丈夫」との返答。当時の私は、つまみ食いの知識で再考したらと伝えるも当然説得力無し。結果、検討だけで終わったのですが、今なら色々アドバイスができるし、それを裏付けるFP1級学科合格という証もあります。実は学科試験合格後、初めて資格を目指していたことを家族に明かしましたが、その破壊力は半端なかったです。娘からのLINEは驚きと尊敬のメッセージで溢れていました。父親の株が上がりました。

-最後に、FPキャンプで学ぶ受講生へのメッセージをお願いします。

山下様:私はこのFPキャンプに出会ってなければ合格できていなかったと思います。FPキャンプのFP業界最強の講師陣が提供する最高のコンテンツを手にし、ここでの勉強方法を愚直に本気でこなして行けば必ず合格できるはずです。FP1級学科突破時のなんとも言えない達成感をぜひ皆さんにも味わって欲しいです。頑張って下さい。応援しています。